Ich liebe es

ナマモノですので、追記からー！
ちなみに、オール会話文です。脳内で、某S氏のひざ上に某E氏が乗ってることを想像してからお読みくださいませ。
 

「チョコ欲しい人ー」
「はーい」
「どういうのが欲しいー？」
「恵梨香が作ったもんなら何でも良いよー」
「そういわれると逆に困るんですけどー」
「んー…じゃあ恵梨香を食べたいかな」
「…翔太君にはチョコ無しね」


【乙女の気持ちを考えて！】



「なー恵梨香ー」
「…」
「恵梨香ってば、」
「……翔太君、空気読まないから嫌い」
「悪かったって！」
「本当にそう思ってる？」
「いや、2割くらいは本気(ガチ)でした」


【黒い笑みが浮かべたのは気のせいじゃないです！】



(いっつもいっつも、雰囲気を壊すのが得意なんだから！)
(少しは私の気持ちも考えてよね！)
(それなのに、翔太君は、えっちな事ばかり考えて…！)
(そ、そりゃ、絶対嫌って訳じゃないけど…)
(でも時と場所位、考えてほしいよね！)
(だって、私、女の子だし…)
「あのー恵梨香さん？全部口にだしてましたよ？」


【…嘘だと言ってくれるとありがたいです】



「え…全部？」
「うん、全部」
「っ！！忘れて！うん、全部忘れて、翔太君！！」
「それは無理かなぁ？だって、恵梨香の本音が聞けちゃったし」
「うわあああああ」
「嫌、じゃないんでしょ？」
「ち、違います」
「まったく…素直になりなって」
「私は翔太君程、素直になれませんって、翔太君？」
「何ですかー？」
「何故、翔太君は、恵梨香の服の中に手を入れてるのかな？」
「だって、恵梨香の背中あったかいし」
「それ、理由に、なってない」
「はいはい、言い訳は後でね」
「ちょっ、ちょっ、タンマ…！！」
「いただきます」


【ハッピーバレンタイン！】



「…翔太君の馬鹿」
「おいしかったよ？」
「バカバカバカ！！翔太君なんて嫌い！」
「とか何とか言っちゃって、チョコ用意してるっしょ？」
「えっ？」
「バレバレだよ。ほら、そこ、テーブルの陰に隠れてるけど」
「知ってたのっ？」
「うん、だって、からかうと面白いしね」
「翔太君って、本当サイテー」
「恵梨香が作ってくれたチョコも食べたいなー」
「もう…はい、甘さ控えめガトーショコラだよ」
「サンキュー」
(あんなことされちゃったのに、渡しちゃうだなんて、本当…)
「何か言った？」
「何でもないでーす！」


これが惚れた弱みって奴ですね！
(どんな事されても、好きだから許しちゃうんだ)